2018年6月15日金曜日

stieverという単語を引きちぎり、こねたログ

stiever.ly:牛→*stʰieʁ *bʷəj:元々は雄牛を表していたが、すぐに性区別が消滅したと考えられる。

「男、夫」
PL *stʰieʁ<ter.li, dosiek.ly<do.li.PL+*stʰieʁ
古tがsになるのはt4の規則に沿って*tʰ
dosiekで*ʁがkになっているのは、*ɛpʰɛːləʁ>ferlk.lyの例を見ると正しく見える。
stieverで消えている語中の*ʁはk2の規則を見るとkが弱化しているところから、弱化して消滅したと考える。

「牛、食肉」(黄色の顔料として牛の胆石をよく使っていたため後世語では、「黄色」として実現されることが多い。)
PL *bʷəj……PLの音韻規則より、v->b, 母音後以外のjは[ʝ], はpevust.lyやpuaien.lyを見ると、eやuで実現してるところからbʷəjを取る。
veyo.li:vey-o, [vej.jo]であるが、古理ではheyo [hej.jo]のようにVjVが[Vj.jV]に割れることが良くある。-oは名詞語尾。
pevust.ly:pevy-st...ユナ語ではbwが不可のため、*pəwəjというように緩衝母音が挿入された。-stは、*-s-*-ændが削れたものと考える。
puaien.ly:puai-en...bʷがpuになる。aiはəjがユナ語化したものである。-enは*-ændで現代標準理語の-enと同じ。

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